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04.13
Sat
ぱっといきなり、目が覚めた。
部屋が明るい。
キャサリンは明るさに目を慣らすため、瞳をぱちぱちとさせた。

「おはよう」
言われて横を見ると、マックスが頬杖をついてじっとこちらを見ていた。
キャサリンは彼の顔の近さにドキリとし、あわてて体を起こす。
胸が顕わになる。

「きゃっ」
何も着ていない身体を隠すために、急いで上掛けを引っ張った。
すると、今度はマックスの身体の上に掛かっていた分が彼女に引っ張られて、彼の引き締まった身体が顕わになる。
もう少しで下腹部の茂みも見えそうなぐらいになり、
「な、何も着ていないの?」
と、慌てて彼に背を向けた。

「昨日のままだからね」
マックスは、キャサリンの様子に呆れながら言った。
「今さら隠さなくても・・・」
そう言って、彼女が握っている上掛けを引っ張る。

「だめよ、それとこれとは話が別!」
キャサリンは彼に、上掛けを取られないように強く握った。
「・・・とりあえず、何か下に着て」
キャサリンは彼に背中を向けたまま言う。

「ちぇっ」
マックスは唇を尖らせると、体を起こした。
そしてキャサリンを背中から抱くと、彼女の耳を舐めた。
「あっ、だめ・・・」
彼女の言葉を無視し、そのまま首筋に舌を這わせる。
「だめだったら・・・」
キャサリンは彼に抱きしめられたまま、身をよじった。
ぞくぞくとしたものが昇ってくる。
彼は抱きしめていた両手の力を緩め、彼女の胸を揉もうとした。

「だめ!」
キャサリンは、その彼の手を、ぴしゃりと叩いた。

「痛っ」
マックスは堪らず体を引いた。

「あなたがいたずらをするから悪いのよ」
キャサリンはしてやったりという表情をして、ずり落ちかけている上掛けを戻す。

「仕方が無いだろ、もううこんなになってるんだから」
言って、彼はぐいっと彼女の腰を引き、彼の腰を押し付けた。
彼女の腰に、彼の、既に大きくなったものが当たる。

「マックス、あなた・・・」
腰に当てられた固さに、彼女は驚いた。
彼女の腰が反応する様に緊張する。
昨日彼は2度果てたはずだ。
彼の回復力と、まだ彼女を求めているという事に、驚嘆と歓びを感じる。
しかし、今朝の彼女は誘惑に負けなかった。

「だめって言ったら、だめなの!」
強く言って、上掛けを握ったままベッドから立ち上がった。
彼に掛かっていた上掛けを取ってしまったので、ベッドの上で彼は真っ裸だ。
彼女は、彼の方を見ないように背中を向けた。

「あなた、今日、約束があるんじゃなかったの? こんな事をしていていいの?」
キャサリンはちらりと時計を見る。
時間は朝の8時になろうとしている。

「約束?」
「一昨日、会食の時に会長に言っていたじゃない」
「ああ、あれ? 約束なんて無いよ。先約っていうのは君の事だよ。今日は君と一緒にいるつもりだったから」

マックスは言いながら、起こしていた体をごろりとベッドの上に投げ出した。

「何ですって?」
キャサリンは彼が嘘をついていた事に驚き、彼の方を見た。
そして慌てて、また背中を向ける。

ベッドの上で彼は恥ずかしがる風も無く、腕を頭の後ろに組んで、仰向けになっていた。
反り返った彼自身が、誇らしげに天井を向いている。

「と、とりあえず何か着たら?」
キャサリンは真っ赤になった。

「分かったよ」
マックスは身体を起こした。
そして、主寝室の横に備え付けられているウォークインクローゼットに向かう。

歩きながら彼は、
「全く、昨日2回いったんだから、僕とおあいこだろ。もう1回ぐらい、いいじゃないか・・・」
と小声でぶつぶつ言った。

「・・・!」
キャサリンには彼の小言が聞こえていた。
彼女は振り向くと枕を取って、歩いて行く彼の引き締まったお尻に投げつけた。
「何て事を言うの! この、恥知らず!」

「あははははは」
マックスは笑ってクローゼットの中に逃げ込む。



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