--.--
--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

04.28
Sun
どうも。nicikaです。

こんばんわ~。只今深夜1時です。

みなさま先日はわたくしの予想より早く1万人到達、ありがとうございました。
遅くなりましたが、お約束しておりました番外編、UP致します。
いや、勝手に押し付けた一方的な約束かも知れませんね。

このお話『冷静な秘書の日常』、主人公はマックスの秘書のアルバート君です。
アルバート君から見たピピコム社の日常を描いてみました。
全部で4話、あと2話続きます。

まぁここは余りぐだぐだ語るのは止めて、読んでみてねっ!と。
本編とちょっとテイスト変えてるので、楽しんでいただけると良いのですが。

ではでは、わたくし、寝ます。
みなさん、ゴールデンウィークはどこにもお出かけせずにネットですかね~。
わたくしはお出かけ無しで、ネットですよ・・・。

お出かけに疲れた時の憩いとなれば、幸いです。





スポンサーサイト
trackback 0
04.28
Sun
アルバートはCEOの続き間にある自席に座ると、今日の会議の資料をまとめる作業に戻った。
彼はこの会社でCEOの秘書をしている。
この仕事について5年だ。

もともと秘書だったわけでは無い。
大学でMBA(経営学修士)を取得し、このピピコム社に就職したときは経理部所属だった。

アルバートがピピコムに入社して間もなく、食堂でCEOとソフト開発部の人間が自分達で作ったプログラミングのミス探しのゲームに熱中しているのを目にした。
アルバートは少し遅い昼食を取りに、食堂に来たところだった。

アルバートの上司であるマックス・コナーズは若くして成功した経営者で、アルバートより一つ年を取っているだけだ。

大学在学時代にソフト販売で成功した彼は、いわゆる気難しい経営者というタイプでは無く、従業員に対してフランクに話し掛ける癖を持っている。
昼食を社員食堂で取り、各従業員と一緒に食事をして、普段CEOと口をきくことの無い社員と仕事のアイデアや会社の制度について語り合う。社員にとっては、ダイレクトにCEOに意見を言う機会を与えてくれる、有難い経営者だ。
もちろん伝えられた意見が、全てかなえられるチャンスを得るわけでは無いが。

彼は特に、ソフト開発部門やセキュリティ対策部門の社員に人気があった。
もともとそちらが専門なのだから、当然だろう。
彼もプログラムやコンピューター言語や他社のOS等のパソコンにまつわる事について話すことは、楽しかったのだろう。必然的に、昼食時に彼の周りに集まるのはソフト開発部やセキュリティ部門の人間が多かった。

もちろんその時、CEOと親しくなりたいという下心があった。
アルバートは彼らの近くにランチのプレートを持って座ると、彼らの話に耳をそばだてた。

彼らは楽しそうに、専門用語を交えながら語り合っている。
アルバートはふと思ったことを口にした。
〝そのゲーム、社内でトーナメントにしたらどうですか?〟

その場の全員が彼を見た。
そして次の瞬間、いいね、おもしろそうだ、と口々に意見が出る。

〝それで? トーナメントにして、そのあとどうする?〟
CEOがアルバートに更に問いかけてきた。
アルバートは、トーナメントのシステムについて意見を言った。
1年に何回かトーナメントを実施し、いい問題には報奨金を出す、もしくは年間最優秀問題に報奨金を出す、と言った具合だ。報奨金で無くてもいいし、旅行をプレゼント、何も無し、でもいい。

ただ、優秀問題を発案した人物とそれを最短で解いた人物は、大々的に表彰して、彼らの自尊心を満足させる。もちろん、業務の間にプログラミングを考えるのは無し、あくまで空いた時間で考案する。ちょっとした遊びの延長だが、ピピコムのようなIT企業には各社員の技術向上になる。

〝他社でも確か、そういう事例があると思いますよ〟
アルバートは自分のオリジナルでは無い事を伝えた。

アルバートの提案は、ほどなく実現した。
実現にあたり、CEOに意見を求められ、彼と話すことが増えた。

その後、僕の秘書をしないか、と彼から誘われた。
しかしMBAを取っている自分がCEOの秘書というのは、自分の希望にそぐわない。
男で秘書をするというのも、嫌だった。
アルバートは断った。

アルバートの返答をCEOは、そうか残念だな、とあまり残念そうではない表情で言った。

だが結局、辞令でCEOの秘書にされた。

そして今に至る。
現在はこの仕事に満足している。
一介の経理部社員だった頃より、CEO秘書という事で給料は上がったし、経営者の秘書はなかなか面白かった。ピピコムが急成長を遂げ、世界的企業になったせいもあるだろう。
世界的企業のCEO秘書は刺激的だ。

それに、マックス・コナーズCEOは付き合いやすい経営者だ。
年が近いせいもある。

彼はたいてい理性的だし、会社を良くしようと努力するし、自分自身を向上する事にも意欲的だ。
たまに、社内の事や経営者としてどうすべきかについて、彼はアルバートの意見を聞いてくる。その度にアルバートは、率直な意見を言った。それを彼が全てその通りにするわけでは無いし、自分の意見が通るとは思っていないが、そうやって意見を聞かれるという事は彼から信頼を示されているのだろうと、アルバートは感じていた。


そんな彼が、最近、ある女性のことで公私混同とも取れる行動をしている。
今まで恋愛を仕事に持ち込んだことの無い彼には、あり得ないことだった。

アルバートはCEOが付き合って来た女性の事は、ほとんど知らない。
彼の付き合った女性がピピコムに押しかけて来たことも無いし、ディナーの予約を取ったことも無い。

CEOが、招待されているパーティーに出席する時は別だ。
そんな時は大抵パートナーが必要になるので、アルバートはCEOの彼女に連絡を取ることもあった。
だが、その程度だった。

その彼が今、夢中になっているのは、キャサリン・パーカーという女性。
彼女はウィンターズ・マッカラン法務事務所というNYでは中堅クラスの弁護士事務所に勤めている。

その女性とどうやって知り合ったのか知らないが、先週末にCEOはあろうことか、彼女をシンガポール出張へ同行させた。
アルバートは当初その出張に同行する予定だったが、彼にW&M(ウィンターズ・マッカラン)を出張に同行させる様に指示され、彼女が同行する事が決まったあとに、何だかんだと理由を付けて同行を断った。
CEOの意図する事はアルバートには分かっていたし、そんな出張に同行するのは馬鹿らしいと感じたからだ。

――しかし、同行していれば面白いものが見れたかも知れないな。

先程のCEOの様子から見ると、どうやら彼女と進展があったらしい。
シンガポールで、デレデレしているCEOを見るのも楽しかったかも知れない。
それをネタに、後々彼をからかうことが出来た。
しかし結婚とは、早過ぎるだろ、と思う。

まぁ、CEOと初めてW&Mを訪問した時から、彼が彼女と上手く行けば、こんな事になるんではないかとは予想はしていた。
彼の魅力に屈しない女性はいないだろう、と思う。
彼が本気であるなら、尚更だ。

そして、今回、CEOは本気だろう、と思う。
彼と5年以上連れ添ってきたアルバートには分かる。

――CEOも、とち狂ったもんだな。さて、結婚までどのぐらいだろう。
アルバートは彼がキャサリン・パーカーと知り合って間もないはずだと思っていたので、彼が結婚の2文字を口にするのは早過ぎる様に感じていた。

だが彼が、一旦それを口にしたからには、それは実現するだろうと思う。
彼の気持ちが変わらなければ。
キャサリン・パーカーが彼を繋ぎとめるだけの魅力を持った女性であれば。


「はぁ~い、CEOはご在室?」

軽薄な声と共に、秘書室の廊下側の半透明なアクリルガラスのドアを開けて、女性が入って来た。
ノックもせずにこうやって入ってくるのは、ソフト開発部の部長、ダニエラ・ファース。彼女はCEOに報告する事があるとの事で、アポイントを取っていた。

「ご在室ですよ」
アルバートはいつもの様に口の端を上げて、笑顔を作った。
そして、続き間であるCEO室のドアをノックしようと立ち上がる。

「あらアル、今日も素敵なスーツを着てるのね」
彼女は少し大げさにしなを作って、アルバートに微笑みかける。

「ありがとうございます、ミズ・ファース。あなたも今日もお美しいですね」
アルバートはにっこりと、この、人をおちょくった様な部長に切り返した。

ソフト開発部という、IT企業の心臓ともいえる部門の部長をしている彼女は、43歳。
他社からのヘッドハンティングだ。

通常、役職の付いた社員はスーツを着ているが、彼女は細身のジーンズにたっぷりとしたニットを着て、首にカラフルなストールを巻き、髪を高い位置でまとめている。その髪には日本の〝かんざし〟という棒が1本刺さっている。
その髪型は、童話ムーミンの玉ねぎ頭のキャラクターにそっくりで、彼女のトレードマークになっていた。
そして眼鏡を掛けているその姿は、部長というより、研究者といった感が強い。

「んふっ、あなたにそう言われると、お世辞でもうれしわ」
彼女は語尾に♡マークが付いていそうな声で言うと、CEO室のドアの前に立ってドアをノックしようとしているアルバートに近寄って来た。



>>次へ  >>目次へ


↓ネット小説ランキング↓   ↓アルファポリス↓
         
◆上記ランキングサイトにてランキング登録中。面白いと思ったら上のバナーをぽちっとな!よろしく!
 両サイト共、1日1回のぽちが有効です。




trackback 0
04.28
Sun
コン、コン、と半透明なアクリルガラスのドアをノックする音が聞こえた。

アルバートは立ち上がると、廊下に続くそのドアを開けた。
ドアの向こうには、有名カフェの制服を着た可愛らしい女性がコーヒーを持って立っている。

「あ、ありがとうございます。コーヒーをお持ちしました」
そう言って彼女は、少し頬を染める。

「ご苦労様です。受け取ります」
アルバートは彼女にニッコリと微笑んだ。

その女性は、さらに頬を赤める。

「あ、あの、ミルク、二つ分入れておきました」
彼女はそう言いながら、トレーを差し出す。

「ありがとう」
言いながら、トレーの上のコーヒーを受け取ると、湯気で眼鏡が曇った。

「あっ、眼鏡・・・」
「こういう時、眼鏡って不便ですね。少し、待ってくれますか?」

アルバートは彼女に微笑みコーヒーをトレーに戻すと、彼のアイスブルーの瞳を覆っていた薄いシルバーフレームの眼鏡を一旦外して、付いた湯気をスーツの袖で拭いた。
そしてまた眼鏡を掛け直す。
コーヒーを受け取りなおそうと目線を戻すと、彼女がじっと自分の顔を見ている事に気が付いた。
視線が合う。

制服の彼女はパッと視線を下に向けると、更に顔を赤らめた。

アルバートは、フッと口元をゆるませて言った。
「お待たせしてしまいましたね」

トレーの上のコーヒーを手に取った。

彼女は暫く下を向いたままモジモジとしていたが、急に上を向くと、失礼しました、と言ってくるりと背を向けて去って行った。
アルバートはドアが閉り切るのを見届ける。

――やれやれ、俺に気があるのが丸わかりだな。
アルバートはさっきの有名カフェの制服を着た女性に呆れていた。


彼は、社内にある社員用カフェを兼ねた有名カフェから届いたコーヒーをCEOに渡すため、自席の間と半透明な防音アクリルガラスで仕切られているCEO室に入った。
その部屋に入ると、長身のCEOは立って窓の外を見ている。
大きな窓の外には少し眼下に、NYのビル群とけばけばしい広告看板が広がっている。

彼がこんな風に外を眺めているのは珍しい。
いつもなら3台並んだパソコンの画面と睨み合いをしているはずだった。

「こちらに置いておきます」
そう言って、CEOの机にコーヒーを置く。
「・・・」
何も答えず背中を向けている彼に、見えないだろうが小さく会釈をし、部屋を去ろうとすると声を掛けられた。

「アル・・・、結婚について、どう思う?」

唐突な質問に、何を言い出すんだろう彼は、と思う。

「結婚、ですか・・・?」
アルバートは、困惑を口にした。

だがすぐに、若い上司がそんな事を言い出した理由に行き当たる。

「契約、離婚、手痛い出費と精神的ダメージ・・・、危険、ですね」

アルバートの言葉に、CEOは勢いよく振り向き、驚いた表情でアルバートを見た。

「契約、離婚、手痛い出費、ね・・・。なるほどな・・・、かなり悪いイメージばかりだな」
「いえ、悪いイメージばかり持っているわけではありませんよ。子供、あたたかい家庭、愛情も得られ
 ます」

上司はまたもや驚いた表情をした。
彼の、アルバートの瞳より濃いブルーの瞳が見開かれる。

――そんなに俺は驚くことを言ったか?
と、上司の反応にアルバートは思った。

上司であるマックス・コナーズは、長い脚をしなやかに動かし自分の机に近付くと、コーヒーを手に取り一口飲んだ。

「子供に愛、か・・・。アルがそんな事を言うとはね」
そう言って口元をほころばせる。

「一般論ですよ、全て。結婚を意識されているんでしたら、前述の事もお忘れにならず、ご慎重に」
アルバートはそう言って部屋から下がろうとした。

「・・・ん、肝に銘じておくよ」
CEOは彼の言葉に素直に頷くと、その長身の体を椅子に沈めた。
だが、その瞳はどこか遠くを見るようで、もう心はここに非ずと言った感じだ。

アルバートは彼のそんな様子に少し首を傾げた。
いつもなら、アルバートの辛辣な忠告の言葉に、ジロリと睨み返してくるはずだ。
そのつもりで、言ったのだ。

もう一度会釈をし、CEOの部屋を退室した。




作者注)アルバートは、黒髪、スカイブルーの瞳のドイツ系アメリカ人。マックスより身長は低いです。
    マックス190cm近く、アルバート180cmちょいかな。作中その説明文、入れ損ねました。
    (4/28追記)

>>次へ  >>目次へ


↓ネット小説ランキング↓   ↓アルファポリス↓
         
◆上記ランキングサイトにてランキング登録中。面白いと思ったら上のバナーをぽちっとな!よろしく!
 両サイト共、1日1回のぽちが有効です。




trackback 0
04.25
Thu
どうもどうも、nicikaでございます。

みなさま、ありがとうございますm(>Д<)m
昨日(4/24)、わたくしの予想を裏切り、1万人突破していただきました。

ああっ! 何という事でしょう!( *´∀`)人(´∀`* )
当初わたくし実は1万人越え、27日か28日になるんじゃないかと思っておりました。
みなさん、わたくしの予想をありがたく裏切るペースでご訪問頂き、嬉しいです。

でも、1万人越えより小話UPが遅れちゃった・・・(>人<)ごめんっ
ぴったりにしたかったんですよね。
自分にダメ出ししちゃうわ~。


今日はお約束通り、『年下~』の次話、7日目-3、8日目-1をUPさせて頂きます。
こんなことでしか、お返しできなくてごめんね~。



あーーーんど、毎度お馴染みとなりつつある、作者の独り言ちょっとネタバレ!!
以下、本編読んでない人、ご注意!


マックス、メロメロですな~。
やられとるな~。恋に。
とうとうキラキラ降ってきたし。
あれだけべた惚れ、されてみたいっ!

さあ、この後2人に波乱があるのか、すんなり行っちゃうか、こうご期待!
なんちゃって・・・。何もないかも・・・。





trackback 0
04.25
Thu
マックスはぼんやりと目を覚ました。
部屋のカーテンが開けられ、室内が薄っすらと明るい。
そこはいつもの見慣れた広い自分のベッドルームでは無く、少し低い天井が見える。
ここはキャサリンの部屋だ。
昨日シンガポールから帰国した後、一旦自分の部屋に戻ってから彼女に会いたくなってやって来た。
マウンテンバイクで。

彼女に会いたくて、夜のNYをマウンテンバイクで走った!
ピピコム社CEOであるこの僕が。
こんな事をアルバートが知ったら、呆れた顔をされるに決まっている。
アルバートどころじゃない、マスコミに知られたら、ちょっとしたスキャンダルだ。

そんな昨日の自分の行動を思い出して口元を緩ませた後、ふぁあ、と口から小さく息を吐きながら、身体を起こして大きく伸びをした。
マックスがいつも寝ているベッドより小さなベッドの、横に寝ているはずのキャサリンはもういない。
小さいと言っても、ダブルサイズだろうとは思う。

ベッドから起きると、下着だけの姿の上に昨日着ていた肌着代わりのTシャツを着て、寝室のドアを開けた。
開けるとコーヒーの匂いが鼻をつく。
今日のNYはいい天気のようで、リビングは明るかった。

「起きたの?」
キャサリンが小さなキッチンから顔を出した。

「うん」
「今、起こしに行こうと思っていたところよ」
「今何時?」
「えーと、7時30分」

そう言いながら、キャサリンはリビングのテーブルに朝食をセットし始めた。
彼女は昨日着ていた黄色いスウェットでは無く、普段着を着ている。
まだ出勤前なので料理をする間は普段着を着て、この後スーツに着替えるのだろう。

「一度、自分の部屋に戻るでしょう?」
「うん」
「何時ごろにここを出るの? シャワーを浴びる? 先に朝食を食べるでしょう?」

マックスはまだ寝ぼけている頭で、質問攻めだな、と可笑しくなった。
キャサリンはマックスに質問しながら、キッチンとリビングを忙(せわ)しなげに行き来している。

「8時過ぎにここを出るよ。シャワーは自分の部屋で浴びる」

そう言いながら、リビングのソファに腰掛けた。
目の前にはキャサリンが用意した朝食が揃っている。
パンケーキとスクランブルエッグ、はちみつとバター。

「それで間に合う?」
キャサリンの声がキッチンからする。

「大丈夫だよ。僕は重役だから」
「あっきれた。重役出勤ってやつね」

「きちんと朝食を取るんだね」
マックスは並べられた料理を見ながら言った。
いつもなら彼は、朝コーヒーは飲むが、朝食は取ったり取らなかったりだ。

「いつもは取ったり取らなかったりよ。あなたに何も食べさせないわけにはいかないでしょ。旅行に
 行った後だから、冷蔵庫に何も無くて。パンケーキを冷凍していたのを思い出して良かったわ」
そう言いながら、キャサリンはコーヒーのマグカップを2つキッチンから持って出て来た。

コトン、とマグカップをテーブルに置いて彼女が、あ、ミルク要る? とマックスに聞く。
うん、欲しいね、とキャサリンに答えながらマックスは、彼女に世話を焼かれるのは嫌じゃないな、と思っていた。

キャサリンがコーヒーフレッシュを手に持ってリビングに戻ってきた。
そしてマックスの斜め向かいに座る。

「はい、ミルク。さあ、食べましょうか。お口に合うといいけど」
キャサリンはマックスに、微笑んだ。

――あ。
キャサリンの周りが、きらきらとしている様に見えた。
NYが朝から晴れているせいかもしれない。

なぜか、そんな彼女がとてもきれいに見えて目が離せなくなった。
そして、結婚という2文字が、きらきら光るキャサリンと一緒に、文字通り目の前に浮かんだ。





>>次へ  >>目次へ


↓ネット小説ランキング↓   ↓アルファポリス↓
         
◆上記ランキングサイトにてランキング登録中。面白いと思ったら上のバナーをぽちっとな!よろしく!
 両サイト共、1日1回のぽちが有効です。




trackback 0
04.25
Thu
マックスは部屋に戻ると、広いリビングを見渡した。

スーツケースをリビングの入り口に置いたまま、白く大きなソファに腰掛ける。
頬杖を付いて、少し考えるような素振りをした後、ぱっと立って、リビングの端に置かれているパソコンを立ち上げる。そして、メールをチェックする。
これは、部屋に戻ったら必ず行う決められた行動。

パソコンから目を離すと、またリビングを見渡した。
すごく、部屋ががらんとしている様に感じる。
実際、吹き抜けを伴い、60㎡を超す広さの中に無駄な家具の無いLDKは、がらんとしていると言えばがらんとしている。
置かれているオーディオセットやソファも、白とダークウッドを基調にしていて、すっきりとシンプルなデザインだ。
シルバーのアイランドキッチンもピカピカと光ってはいるが、調理器具は少ししか無い。

部屋には、ハウスキーパーを1週間に3回入れているので、塵ひとつ無い。

マックスは、頭をくしゃくしゃと掻いて立ち上がると、リビング入口に置いたままになっているスーツケースを少し移動させ、開けた。
解放的なリビングとバスルームを繋ぐ短い廊下に、目立たない様に設置してあるドアを開けて、その中のランドリーボックスに服を全部、下着から何まで入れた。
こうしておけば、ハウスキーパーがクリーニングに出してくれる。

そのまま、今着ている服も全部脱いで、ランドリーボックスに突っ込んだ。
靴もそこに置きっ放しにして、裸でバスルームに向かった。
カーテンが空けたままになっているが、セントラルパークの反対側からでは見えるはずも無い。

シャワーを浴びながら考えた。
――彼女に会いたい。

シンガポールであれ程一緒に過ごしたのに、もう会いたくなった。

――これは恋だ。
そう思って、シャンプーを流しながらくすくす笑う。
分かってはいたが、あの国を離れたら少しは熱が冷めるかと思った。
しかし、冷めなかった様だ。

――突然行ったら、驚くかな。
マックスはキャサリンの驚く顔を想像して、またくすくす笑った。
驚いた後、彼女はきっとニッコリ笑うだろう。
〝まぁ、マックスどうしたの?〟そう言って。
その後、自分は何と答える?

マックスはそんな楽しいシミュレーションを頭の中でした。
そして、何か食べ物を買って行こう、ともう考えていた。






キャサリンがシャワーを浴びてリビングで、やっぱりアメリカのTV番組は面白い、などと思いながらTVを見ているとドアベルが鳴った。
TVのボリュームを下げて玄関に向かう。
「どなた?」と声を掛ける。

「僕だよ」
マックスの声がした。

予想しない来訪者に、キャサリンの心は震えた。
だが一瞬、キャサリンは開けるべきかどうか、悩んだ。
さっき彼に対する未練を断ち切ろるために、苦しんだばかりだ。
その躊躇いが、ドアを開ける手を止めた。

「マックス? どうしたの?」
ドアを開けずに聞いた。
彼が、来た。
彼が、会いに来た? 私に?
どくん、どくん、と心臓の跳ねる音が聞こえる。

「・・・君に、会いたくて」

ドアの向こうから聞こえるマックスの言葉に、全身が歓喜に震える。
ああ、彼は私に会いたいと言っている。
全身の毛が総毛立ち、背中から昇って首筋を上がって行く。
彼に掛かっている魔法は解けていなかった!

「早く開けてほしいな。食べ物を買って来たんだ」

マックスの言葉に、キャサリンの心は、先程の躊躇いをどこかにすっ飛ばして手を動かしていた。
ドアのロックに手を掛ける。
そして、心臓を落ちるけるために深呼吸をして、玄関を開けた。

そこには手に買い物袋を下げた長身のマックスが立っている。
「どうぞ」
と、彼女はニッコリと彼に微笑んだ。
彼に気持ちを悟られない様に、ずいぶんと控えめに微笑む。

「くつろいでた?」
マックスは、キャサリンの姿をじろじろと見ながら言った。

その彼の仕草に、キャサリンは自分がスウェットを着ていた事を思い出した。
しまった、と思う。彼が来るなんて思わなかったので、まったく色気の無い黄色いスウェットを着ている。
しかも、その恰好のまま玄関を開けてしまった。
億万長者の彼に、30過ぎの女のリアルな生活を見せてしまった。
マックスに少し待ってもらって、着替えるべきだった。大失敗だ。

「あ、あなたが来るなんて思わなかったから」
恥ずかしさに赤面した顔を彼から隠すために、急いでマックスに背を向けた。
「着替えて来るわ」

「いいよ、そのままで」
マックスはそう言って、買い物袋を持ったまま彼女を後ろから抱きしめた。
そして、キャサリンの頭にキスをした。
途端に、ぞくり、とキャサリンの体が跳ねる。

「君のお腹が空いているといいんだけど。ヌードルを買って来たんだ」
そう言ってまた、彼女の頭にキスをする。

――ああ、彼はなんて甘い。甘い果実の様だわ。
キャサリンは前に回されている彼の腕に触れた。
がさがさと、買い物のビニール袋がその甘い雰囲気に似合わない音を立てる。

「先に私を食べるのは、無しよ」
キャサリンは微笑み、マックスの言葉に負けない様に、冗談めかしながら甘い言葉を吐いた。

分かってるよ、とマックスは口を尖らせて部屋に入る。
2人はその後、一緒にテイクアウトの中華風焼きそばを食べ、お決まりの様にベッドに行った。



>>次へ  >>目次へ


↓ネット小説ランキング↓   ↓アルファポリス↓
         
◆上記ランキングサイトにてランキング登録中。面白いと思ったら上のバナーをぽちっとな!よろしく!
 両サイト共、1日1回のぽちが有効です。




trackback 0
04.23
Tue
どーも、nicikaです。


皆様、ご訪問有難うございまーす(@'∀'@)/
1万人まで、あと330人足らず。
ひゅー、ドキドキです。
先週末順調に人数伸ばして、わたくし、ビビりまくりました。

なんとか予定小話をUPするために、本編をサクサクあげます!
こんなに自分で宣言したことに、焦らされるとは思わなかった・・・。

なので皆様に重ねて、宣言。
明後日、次話2話分UPします。
だから明日は何も無いよ~。


んで、1万人超えたら、本編UPを1回お休みさせて頂いて、小話上げます。

許して・・・。
1万人越えに縛られて、めちゃくちゃ本編進めるの急いだから、続きのストックが少ないの・・・(ノД`;)




trackback 0
04.23
Tue
マックスはそんな彼女に軽くキスをして、部屋を出る。
キャサリンは彼を玄関で見送って、ドアを閉めた。
ガチャリと、ロックを掛ける。


――こんなもの、か。

キャサリンは終わりの予感を感じ、やるせなかった。

今日彼は、キャサリンに明日の約束を取り付ける事はしなかった。
何一つ、未来を感じさせる言葉を言わなかった。
シンガポールを発った後も、ずっと変わらずにいてくれたが、それはマックスの優しさからの行動だったのかも知れない。

キャサリンは車の中で彼に、この後どうするのか、明日はどうするのか、と聞きたかったが、怖くて聞けなかった。そんな事を聞くと、彼に彼女気取りだと思われそうで嫌だった。

別に、付き合おうと言われたわけでは無い。
好きだ、と言われたわけでも無い。
もちろん、愛してるとも言われていない。

これは、いわゆる、大人の関係なのだ。
彼が2人の関係について、少しでも未来を感じさせる言葉を使わないのがその証拠だ。
友人の延長で、体の相性がいいからお互い楽しんでいるだけ。

2人の間には、触れてはならない目に見えないが糸が張り巡らされている。
その張り詰めた糸は、一見脆く、すぐに取り払う事が出来そうだが、その内の一本にでも触れるとその振動が全てに伝わり、今立っている足場をガラガラと崩してしまう程の威力を持っている。
それに触れない事、その糸をじっと見つめない事、ルールを守る事がこの蜜をずっと長く味わうためのコツだ。

しかし、その知識を生かすチャンスも無いかも知れない。
もう彼は彼女に飽きたのかも知れなかった。
あんなにあっさりと帰って行ったのが、その証拠だ。
シンガポールで身体を重ねる前は、あんなに熱烈に、周到に用意をしていたと言うのに。

釣った魚には、餌は与えられない。

ふふっ、とキャサリンの口元に小さな笑いが起きる。

――だから、止めておこうと思ったんじゃなかったの? だから彼に惹かれているのを認めたく無かった
  んじゃないの? これは、分かっていた事でしょう? 予想できていたじゃない。

こんな気持ちになるのは分かっていた。
あんな、魅力的な年下の男性に熱を上げるなんて、馬鹿げている。
遅かれ早かれ、彼の興味が自分に無いと分かった時、こんな風に傷つくのは分かっていた事だ。
ただ少し、彼に掛かっていた魔法が解けるのが早過ぎただけ。
シンガポールという国の熱さが彼に吹き込んだ熱は、NYの寒さが取り去ってしまったらしい。

キャサリンはドアを離れると、室内のスーツケースとトートバッグとシンガポールで増えたバッグを寝室へ運んだ。そして、荷物の片づけを始める。
何日か離れていただけなのに、ずいぶんと長くこの部屋を留守にしていた様に感じる。

トートバッグの中に入れていた身の回り品を出してバスルームへ。
シンガポールで買ったお土産を分けて、スーツケースの中の服を壁に掛けて・・・。

ぱたり、とベッドの上に広げた黒いドレスの上に染みができた。そのちょうど首の所には、スクエアモチーフのネックレスが光っている。
シンガポールでの素敵な思い出がキャサリンに、広げたドレスの首の箇所にネックレスを置かせたのだ。

――あれ?
キャサリンは自分の瞳を触った。
濡れている。

――私、泣いてる?

はぁぁ、と彼女は大きく息を吐いて天井を見上げた。
それ以上涙がこぼれない様に。

――そんなにショックだったのね、彼の態度が。
自分自身の思いを思い知らされた。

そう、彼に夢中だ。
彼とずっと一緒にいたい。彼に微笑んで欲しい。彼に、自分は特別なんだといつも感じさせて欲しい。彼を独占したい。彼にずっと見つめられていたい。彼が他の女性に、仕事と言えども微笑みかけるのが嫌だ。彼に、愛してると囁かれたい。

これは、愛なのだろうか。
愛とは、もっと穏やかなものでは無いだろうか。
こんな強烈な所有欲を伴った愛なんて、知らなかった。
ぎりぎりと胸が締め付けられる苦しさを伴った愛なんて、知らなかった。


キャサリンは天井を見つめていた視線をベッドに移すと、自分の女々しさと憐憫を断ち切るために、ドレスをぐっと掴んで壁に向かって投げつけた。
しかし布で出来ているドレスは壁にたどり着く前に、ふわりと踊って床に落ちる。

泣かない。泣いたりなんか、しない。
これは、自分で決めた事。こうなると分かっていて飛び込んだ。
それが予想より早く訪れただけ。

それに本当にこれで終わりとは限らない。
2~3日後、もしくは1週間後に彼から会いたいと、電話が掛かって来るかも知れない。
彼の気の向いたときに。
でも1週間後にはキャサリンは仕事を辞めて、故郷のスクラントンに帰る。
これは期間限定の関係で、予定調和。1週間、予定より早く終わっただけ。

そのつもりだったから、シンガポールで彼との時間を目一杯楽しんだ。
もう2度と彼の熱い瞳に見つめられる事は無いと、彼に見つめられる度に思いながら、見つめ返した。
NYを去る自分への、最後のお土産だと思って。
それ以上味わう事の出来ない彼の味を、味わい尽くそうと夢中になった。

――それに、上手くやれたじゃない?
さっきのマックスの帰り際、自分は大人の女性として、上手くやれた。
彼に縋らす、爽やかに、挨拶を交わすことが出来た。

――やればできるのよ、私も。

キャサリンは、彼に縋らない代わりにプライドに縋った。



>>次へ  >>目次へ


↓ネット小説ランキング↓   ↓アルファポリス↓
         
◆上記ランキングサイトにてランキング登録中。面白いと思ったら上のバナーをぽちっとな!よろしく!
 両サイト共、1日1回のぽちが有効です。




trackback 0
04.23
Tue
翌朝7時30分に、キャサリンはセットしていたアラームに起こされた。
昨日歩き回った疲れと、結局夜は遅くまで2人で愉しんだため、寝不足だった。
キャサリンは、起きたがらないマックスをベッドに残し、軽くシャワーを浴びる。
まだぼうっとする頭をシャワーではっきりさせた後、ベッドでまどろんでいるマックスを起こした。

マックスは髪の毛をくしゃくしゃにしたまま、ベッドからのそのそと起き上がる。
その彼にコーヒーを飲ませ、自分も飲んだ。
彼がシャワーを浴びている間に、荷物をまとめ直し、スーツケースに身の回りの物を詰め込む。

シャワーから出て来たマックスはてきぱきと動き、2人は彼の部屋をあとにした。
そして、一旦キャサリンの部屋に寄り、忘れ物が無いかチェックをする。
かっきり9時10分に部屋を出る。
観光客でごった返し、明るく白く輝いているホテルのレストランで朝食を取り、少し早いが9時50分にはロビーに向かう。

ロビーに降りると、フロントの横でミス・ヤンがすでに待っていた。
相変わらず彼女は有能だわ、とキャサリンは思った。だがこの国に着いたときに感じた様な、彼女に対する羨望はもう無い。
何度も乗った彼女の運転する高級車の後部座席に、いつもと同じ様にマックスと並んで座りながら、キャサリンはミス・ヤンに2人の関係が変わったことを気取られていないか、が気になった。
何しろ彼女は勘の鋭い女性だ。そしてそれを口にする勇気も持っている。その事は一昨日の件でよく分かっている。

しかし、キャサリンのそんな心配は杞憂に終わった。
ピピコム・シンガポール支社での緊急朝礼に同席し、それをそつ無くこなし、マックスと共に支社の方々にお礼を言って、ピピコム・シンガポールをあとにする。


チャンギ空港に着いて、カウンターでチェックインを行い、ミス・ヤンとは本当に最後のお別れをした。
彼女とハグをして、丁寧にお礼を言った。彼女にお別れを言うのは、楽しかったシンガポールにお別れを言う様な気がして、キャサリンは寂しくなった。
そして、昨日のマックスとの行為で付いてしまった首筋の証を、彼女に最後まで気取られずに済んだことにホッとした。

朝起きた後に気が付いたそれは、シャワーを浴びた際にマッサージをして、コンシーラーを塗って、ファンデーションを乗せ、髪を下げて見えない様に工夫をしてある。
こんな事をするのは、いったい何年振りだろう。とても若い頃に情熱に任せた行いをして以来だ。

手荷物検査の列に並ぶまで、ミス・ヤンとシンガポール支店の重役たちは見送ってくれた。

彼らがキャサリン達が並ぶのを見届けて姿を消すと、マックスが口を開いた。

「やれやれ、やっと行った。丁寧だな」

キャサリンは砕けた調子に戻った彼の言葉に、彼を見た。

「やっと行った、って、せっかく送ってくれているのに」
キャサリンは彼の、失礼な言葉に注意をした。

「荷物、重いだろ? 持つよ」
マックスは彼女の注意を全く意に介さず、彼女に声を掛ける。

「いいわよ。すぐにそこに置かなきゃならなくなるもの」
「でも、手が空いてない」
「?」
キャサリンには彼が何を言っているか意味が分からなかった。

マックスは彼女が片手に下げていたビジネスバッグをひょいっと取ると自分の肩に掛けた。
そして、空いた彼女の手を握った。

「こうしたかったんだ」
そう言って、彼女にニッコリと首を傾けながら微笑んだ。

キャサリンは瞬間、天にも昇る心地になった。
まったく、彼は何て笑顔をするんだろう。


飛行機の中で、シンガポールに来た時と違いキャサリンとマックスは、まず寝不足からたっぷり睡眠をとった。そのあと起きてから、色々な話をして見つめ合ったり笑い合ったりして、映画を2本見た。
マックスがパソコンを開くことは無かった。






出国したペンシルバニア州ニューアーク国際空港に着くと、アメリカは寒かった。
時刻は月曜日の18時00分。シンガポールを月曜日12時30分に出て、18時間30分飛行機に乗っていたはずなのに、時差の関係上、5時間30分しか経っていない事になる。12時間30分得をした気分だ。

ややこしい手続きを再度経て、空港の外に出る。
外はもう夜の闇に包まれていて、気温がぐっと下がり更に寒くなっている。
シンガポールが温かかったので、気温差が身に染みる。
駐車場に停めてあるマックスの車に乗る前に、2人共電話を掛けた。マックスは彼の秘書に、キャサリンはW&Mのジョンに。

マックスの車でキャサリンはアパートまで送ってもらった。
車の中でもマックスのキャサリンに対する態度は変わらず、キャサリンは嬉しかった。
だが、浮かれている事をマックスに悟られない様に気を付けた。

そして、アパートに着いて荷物を部屋まで彼に運んでもらった時、キャサリンはマックスに、コーヒーでもどうか、と声を掛けた。

「・・・いや、遠慮しておくよ」
「そう?」
「うん、今日は荷物を片付けなきゃならないし」
「そうね」
「じゃあ、また」

キャサリンは、マックスに微笑んで、じゃあ、またね、と返した。



>>次へ  >>目次へ


↓ネット小説ランキング↓   ↓アルファポリス↓
         
◆上記ランキングサイトにてランキング登録中。面白いと思ったら上のバナーをぽちっとな!よろしく!
 両サイト共、1日1回のぽちが有効です。




trackback 0
04.21
Sun
どうも。nicikaでござ~い。

おススメ小説コーナーに、1作追加させて頂きました。

◆ 月下の銀鱗【R18】 作者:jorotama 様 です。
こちらの作品、ムーンライトノベルズという、小説家になろうグループの18禁サイト様にUPされてる作品です。ファンタジーになると思うのですが、まぁ、その世界観が独特なんですよ。
その独自の世界を構築する作者様の文章表現が秀逸でらっしゃる。
うーん、細かい事は読んでみて下さい。

それとついでにちょっと宣伝。
同じくムーンライトノベルズに、自作で『とある子爵令嬢』http://novel18.syosetu.com/n8514bo/なんていう、エロコメ作品あげてます。
ちょっとエロ鬼畜度高いのでお恥ずかしいのですが、ドSエロ鬼畜ヒーローがOKな方は覗いてみて頂けると幸いです。これ、書いてる内に、あれよあれよという間にヒーローのS度が上がって仕舞いました。何故に?


さてさて、お知らせは終わりまして、『年下の罠』です。

今日、6日目-7・8を更新しました。
これにてシンガポール編、終了です。
長かったですね。
そしてじわりじわりと、波乱の予感が染み出して来ましたね~。

ふふっ、作者的にはここからの方が楽しみです。

だけど、ネット~さんのランキングぽち、下がっちゃった・・・。
悲しス。
でもがんばるよーーー。
応援してくれてる方のためにっっ!





trackback 0
back-to-top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。